
人に指図することってありますか?
いわゆる「命令」です。
親に「勉強しろ」、「風呂に入れ」など、身近なところでも命令されたことはあると思います。
サラリーマンをやっていると、上司に「いついつまでに〇〇してレポートを提出するように!」などと命令される事は多々あります…(汗)
そんな「命令文」を英語で学んでいきましょう。
英語ってシンプルゆえに、感情の入った表現でその度合いが強かったり弱かったりします。
実際のところ、日本語もそうですけど、口調によって相手への伝わり方も変わってきます。
でもまずはそのことは一旦おいておいて、命令文の基本ルールから学んでいくことにしましょう。
Day 11 – 命令文(指示・指示の禁止)
目標
- 命令文の基本ルールを理解する
- 肯定の命令文と否定の命令文の違いを学ぶ
- 実際の会話でスムーズに指示を出せるようにする
📖 命令文の基本ルール
📌 命令文とは?
相手に指示を出したり、お願いをするために使う文。
💡 例: Open the door.(ドアを開けて。)
✅ 命令文の作り方:
1️⃣ 肯定の命令文 → 動詞の原形 + 指示
💡 Sit down.(座って。)
💡 Speak louder.(もっと大きな声で話して。)
2️⃣ 否定の命令文 → Don't + 動詞の原形
💡 Don’t be late.(遅れないで。)
💡 Don’t touch that.(それに触らないで。)
📌 丁寧な命令文:
「please」をつけると、より丁寧な言い方になる。
💡 Please close the window.(窓を閉めてください。)
💡 Please don’t make noise.(音を立てないでください。)
📝 実践練習 – 会話形式
🔹 会話 1: レストランでの注文
👩 Customer: Please bring me a glass of water.
(グラス一杯の水を持ってきてください。)
👨🍳 Waiter: Sure! Please wait a moment.
(かしこまりました! 少々お待ちください。)
👩 Customer: Don’t put ice in it, please.
(氷を入れないでください。)
👨🍳 Waiter: Got it! No ice.
📌 ポイント:
- "Please bring me a glass of water." → 丁寧な命令文
- "Don’t put ice in it, please." → 否定の命令文 +「please」
🔹 会話 2: 先生と生徒の会話
👨 Teacher: Open your textbooks to page 10.
(教科書の10ページを開いて。)
👩 Student: Okay!
(わかりました!)
👨 Teacher: Don’t use your phone during class.
(授業中は携帯を使わないで。)
👩 Student: Sorry! I won’t use it.
(すみません! 使いません。)
📌 ポイント:
- "Open your textbooks to page 10." → 肯定の命令文
- "Don’t use your phone during class." → 否定の命令文
💡 練習問題
次の日本語を英語にしてください。(適切な命令文を使用)
1️⃣ 窓を閉めてください。(Please)
2️⃣ 静かにしてください。(肯定の命令文)
3️⃣ ここで写真を撮らないでください。(否定の命令文)
4️⃣ 英語で話してください。(肯定の命令文)
5️⃣ 遅れないでください。(否定の命令文)
📌 練習問題の解説
1️⃣ 窓を閉めてください。(Please)
✅ Please close the window.
📌 解説:
- 「please」を先頭または文の最後につける
- 動詞(close)を原形にする
📌 間違えやすいポイント:
❌ Close the window, please.(OKだが、より丁寧な印象なら先頭に「Please」をつける)
2️⃣ 静かにしてください。(肯定の命令文)
✅ Be quiet.
📌 解説:
- 「be + 形容詞(quiet)」で状態を指示する
📌 間違えやすいポイント:
❌ Be quietly.(quietは形容詞、quietlyは副詞なので間違い!)
3️⃣ ここで写真を撮らないでください。(否定の命令文)
✅ Don’t take pictures here.
📌 解説:
- 「Don’t + 動詞(take)」で否定の命令文を作る
- 場所を明示(here)
📌 間違えやすいポイント:
❌ No take pictures here.(「No + 動詞」は命令文として使えない!)
4️⃣ 英語で話してください。(肯定の命令文)
✅ Speak English.
📌 解説:
- 動詞(speak)を原形にする
- 「何語で話すか」を示すため「English」を追加
📌 間違えやすいポイント:
❌ Speaking English.(「-ing」は命令文では使わない)
5️⃣ 遅れないでください。(否定の命令文)
✅ Don’t be late.
📌 解説:
- 「Don’t + be動詞 + 状態(late)」の形にする
📌 間違えやすいポイント:
❌ No be late.(「No」は命令文では使えない!)
まとめ
✅ 命令文の基本ルール(肯定・否定)を学んだ!
✅ 「please」を使った丁寧な表現を理解した!
✅ 練習問題で正しい命令文の作り方を習得した!
📌 次のDay 12では、「依頼・提案の表現」を学習します!